ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行
マ行 ヤ行 ラ行 ワ行 A.B.C… 0.1.2…

 ア行
合いみつ(あいみつ)
ある工事を発注する際何社かの同業者に見積を作成させ競合させる行為。合見積(あいみつもり)の事。
 
上がり框(アガリカマチ)
玄関など、土間から床に上がる為に取りつけた横木で、履物を脱いで室内へ上がる部分に取り付けられる框のこと。縁淵(エンブチ)とも呼ぶ。

材質は 高価な素材が用いられ、ケヤキなど木目の美しい銘木が多く使用される。また、洋風住宅やマンションなどでは、人造大理石や御影石などが使われることもある。
 
アクリル

アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルの重合体で、透明性の高い非晶質の合成樹脂である。特にポリメタクリル酸メチル樹脂(Poly(methyl methacrylate)。略称PMMA)による透明固体材はアクリルガラスとも呼ばれる。擦ると特有の匂いを発することから匂いガラス(においガラス)とも呼ばれた。また、ポリカーボネートによる透明固体材と共に有機ガラス(ゆうきガラス)とも呼ばれる。

ポリメタクリル酸エステル樹脂は高い透明性・耐衝撃性があり、熱可塑形成・着色が容易なことから、無機ガラスの代用品として建築や乗物の窓材、照明器具のカバー、提灯看板、道路標識、日用品、事務用品、工芸品などに利用される。

 
圧接(あつせつ)
溶接の一種で、金属の表面を密着させ、熱、圧力を加えることで原子同士を金属融合させて接合する方法。冶金学的には、抵抗溶接・鍛接・摩擦圧接などが、圧接に分類される。
 
アトリウム
ガラスやアクリルパネルなど光を通す材質の屋根で覆われた大規模な空間のこと。内部公開空地ともいう。
ホテルや大規模商業施設、オフィスビル、マンションのエントランスに設けられる例が多い。
 
アプローチ
敷地の入り口から建物の玄関にいたるための通路のこと。進入路。

アプローチを計画する場合は、建物への誘導をスムーズにするよう、植栽や曲がった通路などを経て玄関に入るようにする。マンションなどの集合住宅や商業施設の1階入り口付近も、アプローチという場合がある。また、カーポートに対し、車の乗らない土間のことを指す場合もある。
 
板目(いため)
年輪の目に沿うように接線方向に切り出した板の表面に現れる木目を板目と呼ぶ。木目は柾目のように整った縞模様とはならず、不規則な曲線模様となる。板目の板には裏表があり、切り出しの際に外辺部側に面していた方が表面、中心部側に面いていた方が裏面となる。木材の切断面を指す意味の「木口」の年輪の模様を見るとカタカナの「ハ」の字状に目が走っているが、ハの字の狭い方が表、広い方が裏となる。板目の板では水分の吸い込み易さの指標である吸水率が表側と裏側で異なり、長い年月を経ると必ず収縮・変形し易い性質があり、木材には反りが生じる。年輪の目が詰まった冬目が板の厚さ方向に複数重なっているため水を透過させづらい性質を持つ。この性質を利用して液体を貯蔵する樽などには必ず板目の板が利用される。
 
エコキュート
環境を考え開発されたヒートポンプ式の家庭用給湯システムのこと。電力会社や給湯機メーカーが「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」を総称する愛称として使っている。

貯湯式で割安な深夜電力を使用するため、燃焼型給湯器に比べランニングコストが抑えられ経済的である。ヒートポンプの特性上、本来は、昼間の気温が高い時に稼働した方が機器単体としてのエネルギー消費は少ない。ただし電源の効率や火力発電所の効率まで考慮に入れれば、深夜電力の利用が効率的である。電力会社や電気設備業者がオール電化住宅の目玉商品の一つとして導入に力を入れている。給湯の他に床暖房や浴室暖房乾燥もできる多機能型エコキュートもある。
 
エクステリア
エクステリアとは、外壁や庭、外構、屋外工作物などを含めた家の外側全体を示す。
エクステリアという言葉は本来、外部、外面、外観という意味の英語で、建物の外観や建物の外壁をさす言葉。しかし、日本では、昭和50年頃から住宅の門扉やフェンスなどに限定して用いるようになった。現代ではインテリアの反対、つまり外壁や庭園などを含めた家の外側全体を示す言葉に変化してきた。
 
オーク
オーク材とは、ブナ科の落葉樹で、ナラ、カシ、カシワなどの広葉樹をさす。
ナラは木目がはっきりしているのが特徴で、建材や家具などに多く使われている。日本でも採れるが、中国やアメリカなどからも輸入されている。ウイスキーの樽材として使用されるホワイトオークが有名。
 
オール電化住宅(オール デンカジュウタク)
家庭で使うエネルギーをすべて電気でまかなっている住宅。

調理設備や冷暖房、給湯など、住宅内の熱源をすべて電気にしている。例えば、調理器具はIHクッキングヒーターに、給湯器は電気温水器に、暖房機具は電気床暖房を使用するケースが考えられる。火災の心配が少なくなり、燃焼によって空気を汚したり、二酸化炭素の排出がないため、高層の集合住宅や高齢者の住まいに安全を考慮して利用されることも多い。また、深夜電力を利用することでランニングコストも抑えることができるなどのメリットがあり、取り入れる住宅が増えている。
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 カ行
型枠(かたわく)
液体状材料を固化させる際に、所定の形状になるように誘導する部材、枠組みのこと。コンクリートや発泡スチロールなどの成形に用いられる。
 
壁紙(かべがみ)
建築物において壁や天井の内装仕上材として用いられる布・紙やビニル(合成樹脂)でできたシート。おもに、下地の保護や装飾などを目的とし、内壁下地材の表面に接着剤を用いて貼り付ける。一般には「壁紙」と呼ばれるが、天井に貼ることも多いため、建築業界では「クロス」(cloth)と呼ぶことが多い。
 
鴨居(かもい)
和室の襖や障子などの建具を立て込むために引き戸状開口部の上枠として取り付けられる横木。建具を滑らせるために溝を彫られる。下部に取り付ける敷居と対になっている。簡単に言えば上部に渡されているレールや溝の付いた水平材のことである。ドア等の開き戸の場合は上枠という。施工業者の間では、開き戸のものも全て鴨居と呼ぶこともある。
 
唐木(からき)
シタン、コクタン、タガヤサンなどの日本への輸入銘木全般の総称。日本には中国から入ったため、「唐からきた木」という意味で「唐木」と総称されるようになった。ちなみに、チークやウォールナットなどの明治期以降からの銘木は含まない。遣唐使の頃に多く輸入され始め、正倉院宝物に当時の唐木細工が多く残る。現在まで家具や建築などに重用される。大阪指物・江戸指物が有名。
 
枯山水(かれさんすい)

日本庭園や日本画の様式・風のひとつである。

池や遣水などの水を用いずに石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式。例えば白砂や小石を敷いて水面に見立てることが多く、橋が架かっていればその下は水である。石の表面の紋様で水の流れを表現することもある。

 
環境共生住宅(かんきょうきょうせいじゅうたく)

「自然環境との調和」「地域との調和」「人間環境の快適性」を追求した住宅である。


都市のビルの乱立によりヒートアイランド現象などの問題が噴出してきたことをきっかけにサステイナブル(持続可能)な社会を目指し計画された現在注目の建築方法である。環境共生住宅にはふんだんに緑が使われたり、コンポスト(生ごみを肥料に変える機械)を住宅内に設置したり、太陽光発電、風力発電を積極的に取り入れている。

 
乾式壁(かんしきかべ)

石膏ボードを使用した壁のことである。

壁には湿式壁と乾式壁がある。湿式壁とは、コンクリートなど、型に流し込んで固めて作る壁のことであり、乾式壁はそれに対して「乾いている」石膏ボードを使用した壁のことである。

 
観音開き(かんのんびらき)

扉などが中央からちょうど左右に2分されるような形で開閉する方法。またそのような形で開閉するもの・扉・戸のことである。引き戸のようにレール(あるいは溝)があるものではなく、左右のヒンジを軸とする二枚の開き戸で構成される。

 
珪藻土(けいそうど)

藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。

耐火性と断熱性に優れているため建材や保温材として、電気を通さないので絶縁体として、また適度な硬さから研磨剤としても使用されている。昔からその高い保温性と程よい吸湿性を生かして壁土に使われていた。近年、自然素材への関心が高まるとともに、壁土への利用用途が見直され脚光をあびている。漆喰に類似した外観に仕上げることができ、プロでなくとも施工しやすいため、DIY向けの建材としても販売されている。

 
間(けん)
間(けん)は、尺貫法における長さの単位である。
日本においては現在は1間=6尺と定義されており、60間が町(「丁」とも表記する)となる。明治時代に1尺=(10/33)メートルと定められたので、1間は約1.8182メートルに相当する。
 
合板(ごうはん)
合板(ごうはん)とは、薄く切った単板を繊維方向を直角に、互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボードのことである。日本では合板をベニヤ板と呼ぶことが多いが、本来ベニヤ(veneer)とは単板を意味する(合板の英訳はplywoodである)。
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 サ行
採光(さいこう)
建築物の室内の環境を調整するため、外部から自然光をとり入れることである。昼光照明(ちゅうこうしょうめい)とも呼ばれる。換気と並び、室内の衛生環境維持に欠かせない行為であり、窓が設けられる目的のひとつは採光である。採光の効用が得られるのは太陽の昇っている日中のみであるため、現代の建築では、夜間に人間が活動することもふまえて人工照明と併用するのが一般的である。
 
在来工法(ざいらいこうほう)

木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)は、建築構造の木構造の構法の一つである。日本で古くから発達してきた構法で、工法としては今日もっぱら在来工法(ざいらいこうほう)と呼ばれることが多い。


木造枠組壁構法がフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える構造であるのに対し、木造軸組構法では、柱や梁といった軸組(線材)で支える構造であるという大きなちがいがある。

 
左官(さかん)
建物の壁や床、土塀などを、鏝(こて)を使って塗り仕上げる職種のこと。なまって「しゃかん」ともいう。
 
下地材(したじざい)

下地材とは、仕上げ材を構造的に支持し、仕上げ材が美しく容易に取り付けられるようにするための基材のこと。

建物が完成すると外部からは見えなくなる。この点が、建物が完成した後も、常に目に触れる仕上げ材とは異なる。しかし下地に凹凸があったり、すき間があるなど、正しく美しく施工されていないと、仕上げも美しくできないなと、最終的な仕上がりに影響することがある。

 
漆喰(しっくい)
建築材料として用いられる素材である。接着や目地の充填に用いられるほか、防水性や調湿機能に優れているため、古くから土蔵や家屋の土で造られた壁の上塗り材としても用いられてきた。
製造方法は石灰に麻の繊維を加え、草本や海藻から得る接着剤、水などを加え練り上げて作られる。このため外見は白色となっている。
 
消防法(しょうぼうほう)
「この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害に因る被害を軽減し、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資すること」(第一条)を目的として制定された法律である。
 
人造大理石(じんぞうだいりせき)
人工的に作られた大理石風素材のこと。 合成樹脂に各種無機物を混ぜて加熱し、加工成型し大理石のようにした素材をいう。

柄のないタイプから、石目調、マーブル調といった見た目が大理石に近いものまである。耐衝撃性や耐久性にすぐれ、弱点とされていた耐熱性に関しても、最近では、以前より優れたものも出てきた。キッチンのワークトップや、洗面化粧台のカウンター、浴槽などによく使われている。種類としては透明感のあるポリエステル樹脂系と陶器の肌合いをもつアクリル樹脂系のものがあるが、一般的にアクリル系の人造大理石のほうが、性能が高く、価格も高い。
 
数寄屋造り(すきやづくり)
日本の建築様式の一つであり、数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅の様式とされる。
語源の「数寄」(数奇)とは和歌や茶の湯、生け花など風流を好むことであり、「数寄屋」は「好みに任せて作った家」といった意味で茶室を意味する。
 
筋交い(すじかい)
柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材である。「筋交」「筋違」とも表記され、ブレース(brace)とも呼ばれる。構造体の耐震性を強める効果があり、建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられている。
 
石膏ボード(せっこうボード)
石膏を主成分とした素材を板状にしたものを、2枚の厚い紙などの板でサンドイッチ状に挟んだもの。安価であるが非常に丈夫であり、建築材料として壁や床を造る際に広く使用されている。耐火性に優れる。
石膏は硫酸カルシウム2水和物のため多量の結晶水を含んでおり、炎や熱に晒されるとこの水が蒸気として空気中に放出されるのに伴って熱を吸収するため、炎や熱に強い。
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 タ行
大工(だいく)
主として木造建造物の建築・修理を行う職人のこと。古くは建築技術者の職階を示し、木工に限らず各職人を統率する長、又は工事全体の長となる人物をさしていた。
 
大理石(だいりせき)
石灰岩が接触変成作用(熱変成作用)を受けてできる変成岩の一種。古代より建築や彫刻に使われた。「大理石」という名前は、大理(現在の中国雲南省大理ペー族自治州を中心とする地域)で産出することにちなんでいる。マーブル (英語 marble) とも。
 
耐力壁(たいりょくへき/たいりょくかべ)
建築物において、地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力をもつ壁のことを示す。そうではない壁(構造的に固定されていない壁)は非耐力壁と呼ぶ。また、木造建築物においては、耐力壁に似ているが、固定方法が不完全で抵抗力の低い壁(間仕切壁など)を準耐力壁と呼ぶ。
 
チーク

クマツヅラ科の落葉高木の総称。アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布する。材質は堅く、伸縮率が小さく、水に強いので、船舶・家具などの用材や建築材として広く使用される。

特徴
* 硬く強靭。
* 耐久性・耐水性がある。
* 病害虫に強い。
* 乾燥後は裂けにくく寸法が狂いにくい。
* 比較的加工しやすい。
* 高価。
* 日に焼けると木目の色の濃い部分は薄くなり、薄い部分は濃くなって行くことで色の差異が縮まっていく。

様々な用途
* 船舶用材(クイーンエリザベス2世号のブリッジや内装にも使用されている)
* 車両の内装材
* 建築用材・床材
* 家具
* 彫刻・細工物
* 突き板(合板)の表面材

 
坪(つぼ)
坪(つぼ)は、尺貫法による面積の単位。現在は一辺が6尺(1間)の正方形の面積と定義されており、それは約3.3平方メートルに相当する。
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 ナ行
南洋材(なんようざい)
熱帯地域で産出される木材の総称。住宅用の建材や合板の材料となるラワン類が主力。工芸品などに利用される黒檀やチークなども含む。
 
難燃材料(なんねんざいりょう)

建築物の材料のうち、建築基準法施行令第1条の六で定める技術的基準に適合する不燃性を持つ材料を指す。一般には難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板などの材料が難燃材料に含まれる。

 
ノーマライゼーション
1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つ。障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方。またそれに向けた運動や施策なども含まれる。
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 ハ行
パース(遠近法)

遠近法(えんきんほう)は広義には、絵画や作図などにおいて、遠近感を持った表現を行う手法を指す。


透視図法によって描かれた図のことを透視図という。英語では「遠近法」「透視図法」「透視図」などを総称して perspective(パースペクティブ)といい、日本では遠近法、透視図のことをパースと称する事が多い。(例:「建築パース」「パースがきつい」など)

 
パテ

建築や模型製作で用いる材料。漆喰、エポキシパテなど。隙間の充填材や補修に用いる。粘土のように造形材料としても用いる。

 
パーティクルボード

パーティクルボードとは木材の小片を接着剤と混合し熱圧成型した木質ボードの一種。 木材の小片サイズにより大きく分類され、OSB>パーティクルボード>中密度繊維板MDFの順に裁断は小さくなる。裁断が細かくなるにつれ生木本来の性質は失われ、抵抗力が弱くなり、カビ易くなってゆく。

用途は、建材で床や壁などの下地材として使われるほか表面に化粧板を貼られ家具等に加工される。 システムキッチンのキャビネットの大半は、このパーティクルボードを使用している。

 
梁(はり、りょう)

建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材のことであり、主に曲げ応力を担う。 梁はおもに鉛直荷重を伝えるが、地震などに際しては水平方向の荷重を支えることにもなる。
梁にかけられた荷重は、柱・壁・大梁に伝えられる。梁の端部に柱があるものを大梁、柱に直接繋がっていないものを小梁とよぶ。

 
バリアフリー

バリアフリー(Barrier free)とは、広義の対象者としては障害者を含む高齢者等の社会生活弱者、狭義の対象者としては障害者が社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害(障碍)や精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた状態をいう。一般的には障害者が利用する上での障壁が取り除かれた状態として広く使われている。

 
バリアフリー

バリアフリー(Barrier free)とは、広義の対象者としては障害者を含む高齢者等の社会生活弱者、狭義の対象者としては障害者が社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害(障碍)や精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた状態をいう。一般的には障害者が利用する上での障壁が取り除かれた状態として広く使われている。

 
飯場(はんば)

土木工事、建設現場の給食施設、休憩施設、宿泊施設のこと。現在では、建設工事現場の休憩所(食事場所)も含めて用いられることもある。

 
プレカット
現場施工前に工場などで原材料を切断したり加工を施しておくこと。
 
プレハブ工法(プレハブこうほう)
あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法のこと。
 
ポリエステル

ポリエステル (Polyester) とは多価カルボン酸(ジカルボン酸)とポリアルコール(ジオール)との重縮合体である。

繊維、フィルム、容器など広く使用され、経済性に優れた樹脂である。飲料容器としてペットボトルが広く利用されている。繊維として耐熱性、強度に優れ、また染色性にも優れている為、現在生産される衣料用繊維(天然繊維を含む)の半数近くがPETである。また溶融糸法紡績する際に糸の形状に変化を与えたり、抗菌素材を練りこんだりすることにより、種々の特性を持った合成繊維とすることが可能である。

 
ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒドとは、VOCといわれる揮発性有機化合物のひとつ。
住宅に使われる仕上げ材や下地材、合成樹脂、接着剤などに含まれていると、空気中に拡散し、多量に吸い込むと、目がチカチカしたり、めまいや頭痛、皮膚障害などが起きる。シックハウス症候群や化学物質過敏症の一因として上げられている。日本農林規格(JAS)によって放出量の基準が設けられていて、現在では、ホルムアルデヒドを含まないか、含有量の少ない接着剤や建材などの改良が進められている。

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 マ行
曲げモーメント(まげモーメント)

部材を曲げようとする力のモーメントである。せん断力が0で、曲げモーメントのみが作用している状態を純曲げ状態と呼ぶ。

ある点の曲げモーメントは、作用する力の大きさと、力の作用点までの距離によって求められる。作用する力が大きいほど、また作用点までの距離が長いほど曲げモーメントは大きな力となる。

 
柾目(まさめ、正目)

部年輪の目を断ち切るように年輪に対し直角に近い角度で切り出した板の表面に現れる木目を柾目と呼ぶ。冬目と夏目が交互にほぼ平行に現れ、きれいに揃った縞模様となる。収縮や変形が少ないが、水分を透過させやすい。柾目の板は原木から20 - 30%程度しかとれず歩留まりが悪いので高価である。

 
町屋(まちや)
生活共同体としての職業の町の中にある家々。特に城下町の短冊型の商家(商いの場や仕事の場を兼ねた商人や職人の家)をさす →「町屋 (商家)」を参照。
 
間柱(まばしら)

木造、軽量鉄骨建築物の柱間に入れる部材。 通常の柱は断面が正方形だが、間柱は断面が長方形となる。木材の間柱は普通、木口30mm×106mm長さ3mの杉材として売られていることが多い。

通常の柱は建物の構造を支えるために用いるが、間柱は単に壁を取り付けるのに用いる。木造の場合、真壁・大壁用の石膏ボード、合板、ベニヤ板などが張られる。伝統工法の土壁には用いられない。 柱間に40〜50cm程度の間隔で配置、固定される。 この他に電気設備のコンセント、スイッチ用ボックスの取り付け下地にも間接的に利用される。

 
モデュール(基準寸法)

京間(きょうま)、関西間(かんさいま)
1間が6尺3寸で、畳割りである。この結果、畳のサイズは3尺1寸5分×6尺3寸(955mm×1910mm)となる。主に関西・中国・四国・九州で使用されている。


中京間(ちゅうきょうま)、三六間(さぶろくま)
1間が6尺で、畳割りである。この結果、畳のサイズは3尺×6尺(910mm×1820mm)のサイズとなる。主に愛知・岐阜・三重県の中京地方や福島・山形・岩手の東北地方の一部、および北陸地方の一部と沖縄、奄美大島で使用されている。


江戸間(えどま)、関東間(かんとうま)、五八間(ごはちま)
1間が6尺で、柱割りである。この結果、八畳間の場合、畳のサイズはほぼ2尺9寸×5尺8寸(880mm×1760mm)のサイズとなる。関東、東北、北海道など東日本の大部分の地域で使用されており、現在では全国的な標準規格になりつつある。


団地間(だんちま)、公団サイズ(こうだん―)、五六間(ごろくま)
いろいろあるが、2尺8寸×5尺6寸(850mm×1700mm)のサイズが中心である。公団住宅、アパート、マンション等、共同住宅や高層住宅のほとんどで使用されている。

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 ヤ行
矢板(やいた)

根切り工事で、掘削によってできる土壁が崩れないように押える為の土留め板。木製・鉄筋コンクリート製・鋼製がある。土木工事の際に用いる鉄板。

 
ユニバーサルデザイン

文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。

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 ラ行
ラス

建築や土木工事に使う金網の一種のこと。金網の材料とする薄い金属板に、必要な網目の大きさの切り込みを一方向に多数切り欠き、直交方向に引っ張って網目を作る。このことからエキスパンドメタルともいう。簡単に製作することができる上に、適度に凹凸が生じることから、工事現場の足場板や防護ネット、あるいはモルタル仕上げの壁の下地 (ラスモルタルと呼ぶ) などに幅広く使われる。ラスを壁や法面にホチキスやピンで固定させることを「ラスを張る」「ラス張り」という。

 
螺旋階段(らせんかいだん)

階段の中でも特に回転形のものを指し、上部からみると円形になっており、中心の柱の回りを回転しながら上昇あるいは下降する構造の階段を特に螺旋階段と呼んでいる。現代建築においては、多く取り入れられている。デザイン性に優れ、機能的でもあることから、最近は人気が高い。

 
欄間(らんま)

天井板と鴨居の間の空間のこと(障子や襖と天井までの空間)。明かり取りや換気などに用いられるスペースである。古くは平安時代の絵巻物にも原型が見られる。ここに格子や障子、透かし彫りの板をはめて装飾を施したことから、転じて装飾板自体も欄間と呼ばれる。

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 ワ行
枠組足場(わくぐみあしば)

鋼管を門型に溶接された建枠にジャッキベース・交差筋違・鋼製布板等の基本部材を組合わせ、積上げて構成する仮設足場の事である。主に建設現場のビルの外壁面に沿って設置される。


その基本構成部材は、建枠・ジャッキベース・交差筋違(ブレース)・脚注ジョイント(連結ピン)・アームロック・鋼製布板・階段枠・梁枠・壁つなぎ・手すり柱・手すり・手すり枠となる。 最初に昭和27年米国ビティスキャホード社より輸入した事から、建枠の事をビティ、枠組足場の事をビティ足場と呼ぶ場合がある。

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 A.B.C…
DIY(ディー・アイ・ワイ)

専門業者に任せずに自らの手で生活空間をより快適に工事しようとする概念のこと。英語でDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身で作ろう」の意。
多くは住居などの部分的な補修作業が主であるが、住宅全体の補修、更にはログハウスなどの小屋建ても含まれる。DIYは自らで出来ることであればその規模を問わないことから、日曜大工よりも広い概念だが、一般的にはほぼ同一とされる。

 
H形鋼(エッチがたこう)

断面が『H』形の形鋼である。様々なところで使われており、代表的な形鋼である。他の形鋼にくらべて、断面効率や剛性に優れている。相場で『形鋼の価格変動』と言う時、この『形鋼』はH形鋼のことである。建物や橋梁、船舶に使われる構造材用と、高速道路、建築物、岸壁、橋梁に使われる基礎杭用がある。

 
F☆☆☆☆(フォースター)

F☆☆☆☆は、建材のJIS工場で生産される JIS製品に表示することが義務づけられている、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク。F☆☆☆☆と表示されている建材や内装材だけが、建築基準法によって使用量が制限されていない。F☆☆☆やF☆☆になると条件付きの使用や使用量の制限があり、F☆のものは内装材としての使用は禁止されている。

 
IHクッキングヒーター

IH調理器は、電磁調理器(でんじちょうりき)とも呼ばれ、内部に存在するコイルの電磁誘導と鎖交磁束を利用し、金属を加熱し調理できる機械。ガスや火を使用せず、電気のみで稼動する。一般的には焜炉型をしている調理器具を言うが、IH炊飯器などの、同じ加熱原理を用いる機器を含めることがある。IHクッキングヒーターと言った場合は焜炉型の調理器を限定して指す場合が多い。

 
MDF(medium density fiberboard)

中密度繊維板(ちゅうみつどせんいばん)の事を略称でMDFと呼ぶ。木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種。木材チップを細かく裁断し、蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加えて板状に成形したものである。同じ木材チップ材を原料とするパーティクルボードや配向性ストランドボード (OSB) に比べて裁断部材が小さく、平滑な表面となる。

木材の様に高い加工性を持ち、耐久性が高く、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、均質で極めて安価である。その反面、生木やパーティクルボードに比べ、裁断が細かく粉状にまで粉砕する為、生木本来の抵抗力が極端に失われるものと思われ、水や湿気に弱く、表面処理を行わないととてもカビ易い。

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 0.1.2…
2x4(ツーバイフォー)

ツーバイフォーとは、北米の木造建築の伝統的な建て方で、枠組壁工法ともいう。

躯体を構成する部材として2インチ×4インチ断面の角材が多く使われることからこの名が付いた。軸組工法が躯体を柱や梁で支えるのに対して、パネル化された壁や床などの「面」で家を構成するのが特徴で、頑丈で耐震性、気密性、断熱性に優れている。木造軸組と比較して、施工が簡単で、工期も比較的短いが、「面」つまり壁で支える工法なので、軸組工法に比べて設計上、壁の位置や量、窓等の開口に制約ができる。

使用する部材が2インチ×6インチの場合はツーバイシックスと呼ばれる。

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