SDGsへの取り組み
以前から問題になっていた貧困や紛争、そして経済の発展やグローバル化による気候変動や感染症。人類は、これまでになく数多くの課題に直面しています。そしてこのままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなる事が懸念されています。
そんな危機感から、2015年国連サミットでは世界中のさまざまな立場から、課題を整理し解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を策定しました。
そして採択されたのが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。SDGsは、我々が、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられるための道を示した、ある意味では「ナビゲーションシステム」であると考えられます。
「私たちはいま、そのナビが示す方向に進めているのか? 」
我々KNDコーポレーションは、常にこの問いかけを心にとめ、未来に向かって社会のニーズに応える様々な事業を展開してまいります。
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
KNDコーポレーションのSDGs取り組み事例
貧困をなくそう
東南アジア地域からの採用
当社では、いわゆる発展途上国と位置づけされている国々から、現地及び日本国内での採用を積極的に推進しています。現在ミャンマー・ベトナム・バングラデシュ国籍の社員が51名、現場や事務所で活躍しています。
全社員に占める比率は30%以上になります。彼ら・彼女らからの仕送りで多くの家庭とその家族が貧困から抜け出し健全な生活を営んでいます。
当社では、今後も現地法人(現地支店)立上げによる現地雇用拡大と貧しくとも意欲のある外国人材を積極的に雇用する予定です。
  • ミャンマー人建築訓練生
  • ミャンマー日本語受講生
すべての人に健康と福祉を
健康と福祉
「隗より始めよ」の言葉通りまずは社員の健康管理・健康意識の向上を実践しています。特に当社はトラック乗務員や建築技能工など、体調が事故に直結する社員を数多く抱えています。こうした観点からも健康診断実施の徹底健康意識向上、指定産業医の活用などを積極的に推進しています。
また、今般のコロナでも、対策室を立上げ、消毒・間仕切り・マスクの供給・リモートワーク・発熱時の行動規程など十全の対応をとっています。
人に優しい・健康を応援する企業を目指しています。また、スポーツ支援を通じて健全な社会の発展に寄与しています。
  • 指定産業医の活用
  • プロバスケットチームの支援
質の高い教育をみんなに
社内外の人材教育
当社社員であれば国籍を問わず内部・外部研修を行っています。また現場経験の少ない人や職種転換希望者向けの技能研修施設を用意しています。専門家が国内外を問わず対応します。
現在は、社内用として活用していますが、将来は一般にも解放し広く技能教育の場として発展させてまいります。
また、海外にも技能研修拠点を構築し、日本水準の教育を拡大しています。実際に、ミャンマー・タンリンの技能教育施設では、来日する実習生への予備教育を実施、さらにその教官には実習を終了した帰国者を雇用して運営しています。
  • 外部研修風景
  • タンリン研修風景
働きがいも 経済成長も
物・工・人のビジネスモデル
健全な経済活動において「効率」は重要な要素です。当社の携わる建築業界で、この「効率」を阻む大きな問題として、不要材・廃材の回収、人員不足、連絡ミスによる手待ちなどが挙げられます。こうした問題一つ一つに個別に対応していては「効率」は望めません。
当社は自社で保管分別し配送し同時に廃材を回収するという物流動線と、「手待ち」の原因となる現場施工時間を含めた施工動線をすべて自社対応するという形で一本化した「物・工」の仕組みを構築しました。更には人手不足解消の為人材開発・育成・供給の人材事業を確立。「物・工・人」のビジネスモデルで社会の成⾧に貢献しています。
  • 「物工人」ビジネスモデルで社会成長に貢献
  • 「運ぶ」から「廃材処理」まで一元管理
人や国の不平等をなくそう
海外支援活動
当社は2017年から2019年にかけてミャンマーで「日本水準の建築技能訓練者育成プログラム普及実証事業」をJICAから採択・委託され、ミャンマー国内で約700名の建築技能者を育成しました。これはミャンマー国内の建築水準の底上げを目的としたプロジェクトで日本から大学の先生や大手ゼネコン様からもご支援を頂き成功裡にミャンマー政府に引継ぎいたしました。
詳しくはJICA公式ウェブサイト「SDGsビジネス支援事業採択・受託企業向け企業情報交換会(第1回)」をご覧ください。
https://www.jica.go.jp/tokyo/topics/2020/ku57pq00000m7q0f.html
  • 日本水準の建築技能訓練者育成プログラム普及実証事業
  • SDGsビジネス支援事業採択・受託企業向け企業情報交換会
住み続けられるまちづくりを
発展途上国の都市住宅問題
世界共通の都市問題として、過密、基本的サービスを提供するための資金欠如、適切 な住宅の不足、インフラの劣化、都市内部の大気汚染の悪化が挙げられます。特に発展途上国の都市部では、適切な住宅、特に中層階級・下層階級向けの空宅が不足しています。
当社の第1期ミャンマー人社員は、給料を貯めてご両親に現地での住居をプレゼントし、現在も当社で活躍しています。こうした積み重ねも私たちは大切にしています。
  • 発展途上国都市部の住宅不足
  • 両親に現地の住居をプレゼント
つくる責任 つかう責任
廃棄物回収を取込んだビジネスモデル
当社が運ぶものは、真新しい建材や最新式の住宅設備だけではありません。こうしたものの需要の陰には使えなくなった様々な製品が隠れています。
こうした廃棄物も他人任せにはしません。自社で回収し、可能な限り分別し、リサイクルできるものは新しい製品として社会に還流していく、そのための仕組みも「物・工・人」の中に組入れ新しいものをお届けするのと同じ誠意と情熱で廃棄品の引取りを行うワンストップサービスを提供しています。
  • 事業者認定
  • リサイクル分別作業
パートナーシップで目標を達成しよう
国内外の教育機関との連携
2,014年のODA採択を機に、当社は教育機関との連携を深めてきました。テクノロジスト(技能の分かる技術者)の育成を建学の精神とする「ものつくり大学」、また海外の日本語教育機関との連携も深めています。
更には建築建設系工業会の部会などからも様々な助言やお骨折りを頂いており、各所の知見と協力に支えられて当社が進んでいけるのだ、との感を深くしています。
今後もこうした専門家との連携をより強固なものにしながら、SDGsというナビに従って歩んで行きたいと考えています。
  • ものつくり大学との連携
  • 海外教育機関との連携